岩波講座ロボット学 4 ロボットインテリジェンス
この本は、本当に面白い。
環境(周りの人を含む、自己を除く一切のもの)、自己の身体(感覚・運動)および精神(狭義の知能)
これらが密接に関連していることを再確認させてくれた。
また、人間の小さな脳では全知全能の神のように上記のすべてを考慮した上で知能を設計できるわけもないため、知能の生成の方向性というかきっかけを与えて自動的に進化するように(進化を設計する?)、自然界からそのエッセンスを抽出して利用するほかない。
ヒトも人間の身体と知能を持つように斬新に設計されたものではなく、連綿と続く進化の過程において山間の温泉宿のように増改築を繰り返すことで設計されている。
多数の末梢性の反射運動、脊髄反射などの反射的な(自動的な)運動単位が、多くは乳幼児期に偶然惹起されることにより脳は自分の体の操縦方法を獲得し、さらに成長に従って高度な運動単位とも呼べる骨格筋への指示命令セットを多くストックすることでより複雑な動作を可能なものにしていくという考えは、ある程度の運動性能や動作のシーケンスを設計段階でロボットに組み込むことの有用性を示していると思う。
ひとつの装置(講談社青い鳥文庫 216-2 ショートショート傑作選 2)
これは、「自分で自分のスイッチをオフにする装置」(下のリンク)を久々に見て気になったので読んでみました。
星新一ショートショート好きだったなぁ。
小中学校の図書館で読みまくった記憶があります。
ねらわれた星(星新一ショートショートセレクション 1)
これは上の星新一つながりで読んでみました。
やっぱり面白いっす。
けど、喜怒哀楽というか人の気持がわかるようになった今読んだほうが
子供の頃読んだより面白い気がします。
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