2018年5月3日木曜日

RedBear BLE nano v2 始めました。問題発生と解決

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問題というかクセというか、知らないと出来ないことがありました。
一つは、書き込み用のボード(DAPLink)のファームウェアの更新について。もう一つはスケッチのアップロードについて。
解決策は下の方にあります。前半は個人的にやりたいこととその思考過程なので、RedBear BLE nano v2 のファームウェアを正しくアップデートする方法だけご覧になりたい方はくるっとスクロールして下さい。
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いやはや。
時の経つのは早いもので、前回の更新から2年近く経っています。
本当に恐ろしい。
でも、まあ、生存は、していました。会社と自宅の往復+αですが、このブログから引っ越した趣味の方ではそれなりに幸せです。

さて、やりたいことが出来ました。
ロボットの眼球を動かしたい。
上下左右の動きと、物を見る距離に応じて寄り目にしたりしたいので、3軸(yaw軸×2、pitch軸×1)欲しい。ちなみにヒトの眼球ではroll軸まで少しだけど動きます。ちょっと首をかしげたりしてもブレずに見えるのはこのお陰です。上下の動きを作る筋肉はもちろん左右の目で独立しているので、もしかしたら、訓練すれば右目は上、左目は下とか可能なんでしょうか。それともそんな動きは全く不要なので支配している神経やコントロールしている脳の段階で統合されているのでしょうか。

難しく小さなモーターとポテンショメーターを使って自前のサーボモーター的な物を作ってしまうところからやりたい気持ちを抑えて、ちっこいサーボモーターを3台を使うつもりで「RCサーボ ASV-15」を3台購入済み。

スマホのアプリで目の角度を設定したい。←Bluetooth or BLEを使おう。

やることがサーボモーター3台のコントロールだけで人工知能的な要素は皆無。なのでマイクロコントローラに計算パワーは不要かと←Arduinoでいいかな。ラズパイでももっと小さいボードがあればいいんですけど、まぁ今回はArduinoで。

と、いうわけで、「スマホで動かすArduino-AndroidとBLEで電子工作-」という本を購入済み。

で、「RedBearLab BLE Nanoキット V2」を注文、到着済み。

構造部分については、なんと「Phrozen Make: LCD 3D Printer」を発注済み、到着するのを待っている状態。

で、RedBear BLE nano v2 を開封、GitHubのredbear/nRF5xページからnRF52832に行き、そのREADME.mdにあるGetting Startedの記載に従ってやってみる。

やれた気がするので、Arduino IDEのメニューから、ファイル→スケッチ例→BLE_Examples→SimpleChat をnano v2 に書き込んでみる。
Arduino IDEのメニューから、ツール→シリアルモニタ を開く。

android で、BLE Controller という赤地に白抜きのクマの顔のようなアイコンのアプリをダウンロードし、開く。一番上に Simple Chat の文字があるのでそのまま Scan ボタンをタップする。
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   No BLE device was found.
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!?(・_・;?

いやぁ、焦りました。あちこちイジって諦めて一晩塩漬けにして翌日一万歩歩いてからググルの神にお伺い奉ると、解決策が見えてきました。
まず、この状態になってからは、簡単なLチカさえできなくなる。つまり、Arduino IDE は書き込んだというけれど、書けてない可能性がある。または、書けているけどブートしていないという状態になって可能性。そもそもファームウェアが正しくヴァージョンアップできていないというのもあり得る。
まずはファームウェアの更新をやる。そしたら残る可能性は、前のスケッチが残っているせいか、ブートローダーが壊れているか、の一つまたは両方ということになると考えられました。

調べて実験した結果、次の手順で解決しました。
  1. DAPLink_V1.0_Interface_nRF52.bin のようなbinファイル(ファームウェア)は、GitHubからウェブブラウザでダウンロードすると壊れるというか正常に働かないファイル(?)が手に入ることがある(?)らしく、MAINTENANCE モードで MAINTENANCE ドライブにコピーしたあとで DAPLink ドライブにFAIL.TXTがあるときは、これを疑ってみる。hexファイルも同様に壊れていることがあるらしい。
    解決策としては、
    1. この記事でaustin944さんが言っていることを解読すると、GitHubを丸ごとダウンロードすると良いみたいだ。なので、あちこち調べて、GitHubを「フォーク」してからそれをzipでダウンロードし、その中からbinファイルを発見した。ブラウザからダウンロードしたものとファイルサイズが違うので、何かが違っていたのでしょう。
    2. DAPLinkボードの裏に白い文字で書いてあるヴァージョンと一致する正しいファームウェアbinファイルをMAINTENANCE ドライブにコピーして、ファームウェアの更新は完了。
  2. 新しいスケッチを書き込む前に、今入っているものを削除して、さらにブートローダーを書き直す必要があるようだ。スケッチをアップロードする度に以下の手順を繰り返す必要がある。
    1. 1つ目でダウンロードしたファイルの中に nRF52832/test/nRF52_EraseChip.hex というのがあるので、これをDAPLink ドライブにコピーする。
    2. 一旦DAPLink ドライブが消えたあとで再度出現したら、arduino IDE の「ツール」→「ブートローダーを書き込む」を行い、落ち着いて完了するまで待つ。
    3. ここでやっと新しいスケッチを書き込む準備ができたので、書き込む。

以上、これでやっと先に進める。。。



2015年6月15日月曜日

cardboard 自作(途中)

cardboard、ご存知の方はご存知のはず(あたりまえやん)

これの「モドキ」を作ったので(正確にはまだ途中ですが)、投下。
ミクさんが写っている様子)

装着するandroidはnexux6なので、相当でかくなります。

まず、レンズをどうするか。
これについては、100均で買って来た虫眼鏡を …とか、東急ハンズで売っている虫眼鏡を …とかをネットで見かけましたが、私は、これ(↓)。
博物館とかで売っている、3Dの写真や絵画が見れる、というやつです。

 これのレンズをいただきます。
正確には、レンズどころか、保持している紙ごと拝借しちゃいます。

レンズから被写体までの距離が60mmだったので、作るモノもそのように設計します。
材質は、スチレンボード、っていうのかな?


一緒にスケールを写したのでサイズがわかっていただけるかと。

ストッパーです。nexux6は上下で厚みが違うので、大変でした。



で、ミクさんを写せば、冒頭の写真のように、目の前に立体のミクさんが〜〜〜〜〜!!

問題点というか、積み残しというか、未実装というか は、こちら。

  • 外からクリックするためのギミック
  • 両端をふさぐ
  • 中を黒くする(暗いシーンを見てると、白さが邪魔になります)
  • 鼻を入れるための穴をもうちょっと広げる







2015年5月24日日曜日

ARDUINO MICRO Lチカ!


使っているのは昨日書いた通り、「.CC」のほうのver.1.6.4です。
あらかじめ、
メニューバー:ツール - ボード で、「ARDUINO MICRO」を、
メニューバー:ツール - ポート で、「/dev/tty.usbmodem1421 (Arduino Micro)」を、
それぞれ選択しておきます。

LEDをチカチカさせることを、「Lチカ」と言うらしいですな

やってみました。
メニューバーは、ファイル - スケッチの例 - 01.Basics - Blink の順で辿ります。
Blinkのスケッチが別ウィンドウで開きます。

見つけたやってみた人のサイトによると、どうやらなんもせずに、そのままボードに書き込んでいいみたいなので、おもむろに
メニューバー:ファイル - マイコンボードに書き込む を辿るだけ。
ここまで、全部ヘルプの「初心者向けガイド」に書いてありましたね。英語だけど。

なんて簡単なんだ。
簡単すぎて拍子抜けしてしまう。

Blinkのスケッチの開いているウィンドウの下部に、「マイコンボードへの書き込みが完了しました。」と表示されています。

ボードの白色の側では、青いパイロットランプ(LED)が点灯しています。
ボードの緑色の側では、緑のLEDがチカチカ点滅してます。

すばらしい。
marvelous;splendid;excellent;wonderful
очень хорошо
très bien

très bienが一番しっくりくるかな。


ちなみに、IDEをアプリケーションフォルダに移動してから、使っています。
ボードをUSBポートに繋いだ時に、キーボードを横から見た絵のついたダイアログが出ますが、無視しました(無視していると勝手に消えましたが、それで正解なのかどうかよくわかりません)。

昨日は、箱の側面にあるデザインを「.CC」のサイトで見つけられなかったみたいなこと書きましたが、冒頭の写真にある通り、「.CC」から落としたIDEのバージョン確認用の画面の右側に、同じタイルデザインがありますね。本当に一つだったものを取り合ってる感じですね。困ったもんですわい。

2015年5月23日土曜日

ARDUINO MICRO (IDEはどっちから落とせばいいのよ?)

*結論は、「自分で決めろ」ですだ。(いちおう末尾に自分の結論があるよ)

今更感満載だけど、ARDUINOに手を出そうと思い。
ちっちゃいもの好きな私はMICROに飛びついた。

LEONARDOを小さくした…」って書いてあったし


で、買って帰って開けてびっくり

ARDUINO.ORGから新しいIDEをダウンロードしてねーというステッカーがベタリと貼ってある。。。

このボード自身は、「.cc」と「.org」のどちらにも載っている。
http://www.arduino.cc/en/Main/Products
http://arduino.org/products

で、こんな記事を見つけました。
makezine.jpさんの記事:Arduino戦争:グループ分裂、そして新製品の登場
mag.switch-science.comさんの記事:Arduinoの内部分裂についてなるほどなるほど。
冒頭の写真の箱の方に見えるデザインは、「.org」でみつけることができました


差し当たって問題なのは、どちらのサイトからIDEをダウンロードすればいいのかということ。同じなのかな。

「.cc」からのダウンロードは、非常に遅くて、
arduino-1.6.4-macosx.zip14.0 KB/秒 - 129 MB 中 38.2 MB(残り 2 時間)などと言って、全く終わりません。
「.org」からのダウンロードは数秒で終わりました。
arduino-1.7.3.org-macosx-java7.zipでした。

買ってきたボードの裏側には、「MADE IN ITALY WWW.ARDUINO.CC」とプリントされている。なのに「ARDUINO.ORGからダウンロードしろ」というステーッカーが貼られているなんて、とんだ混乱ぶりである。


自分としては、製品に「MADE IN ITALY WWW.ARDUINO.CC」とプリントしているのだから「.cc」側のものだと考える、あるいは、作ってるのが「.org」だとしても基盤のプリントが変更されていないということは混乱前のものであり、「.cc」側からダウンロードしたものを使おうと思う。
回線めちゃ細やけど。
寄付せえへんかったんがあかんかったんかな。

もお、まだダウンロードでけへんし、どっちやねん!てなるし、使うとこまで到達でけへんわ…



2015年5月7日木曜日

SZCC-302WH 故障 & 代替機=TQ-MC06RB

この記事(nexus6を2,000円前後のQiワイヤレス給電機で充電できました)でお伝えしていましたQi充電台ですが、壊れました。
動いていたのは約3ヶ月間くらいだったでしょうか。
匂いを嗅ぐと、電子基板が焼けた時の特有の匂いがしました。

今は黒い丸い薄いの(笑)使っています。型番はTQ-MC06RBと書かれています。
写真とってませんが↓これが形的に近いです。が、本当にそっくりなのがたくさん出回っているので、確証はありません。

(画像はQi 充電パッド GMYLE 無接点「Qi」規格対応円形ワイヤレス充電器 [ブラック]から無断拝借すみません)
このTQ-MC06RBは、表裏ともゴムになっていて滑りません。
こわれたやつより小さいですが、滑らない分安定感と安心感があります。

2015年1月27日火曜日

Nexus6 自作Qi対応ワイヤレス給電機能付きクレードル



前回の投稿で予告(?)していた、新ガジェット恒例のクレードルを作ろうプロジェクトです!
今回はこれまでと違い、QIワイヤレス給電機を使います。



使用感:非常に快適です。
位置決め済でクレードルの幅もピッタリサイズなので、コトンと置くだけで正確に充電されます。ズレてないかなという心配から開放されました。
USBコネクタがクタクタになるという心配からも当然ですが開放されました。
手軽さに加え、安心が2つも手に入って、幸せっす(笑)

まずは写真をどぞ:
 


  
  
 

作り方:
前回の投稿でご紹介した円形のQi対応ワイヤレス給電機(YMSM-C-WH)のケースを「ブリッ」と剥きまして(笑)、中身を取り出します。
接着剤もネジも使われていません。工具不要ですが、小さめのマイナスドライバーやギターのピックなどがあると幸せかもしれません。
フチを持って上面をグッと押すと底がちょっと浮くので、すかさず浮いたところからこじ開けます。

ケース(spigen の Nexus 6 Case Thin Fit)入りのnexus6の幅に合わせて、本ブログのクレードル制作ではお馴染みのLaQを使って、クレードル本体を作ります。
今回のデザインは、上の写真をご参照ください。
デザインが決まったところで、給電機本体を収める位置を決めましょう。

うすい塩ビのシートで、コイル保護の目的も兼ねた位置決めと本体支持を主目的にした簡易ケースを工作します。
LaQだけでは正確な位置にコイルを収めるのが難しいためです。
どんな形にするかはクレードル本体の構造や大きさによって異なりますから、紹介しません。接写もなしです。


組み合わせて、動作確認、下側が浮いてくるのを防ぎ、さらなる安定感を求めて、透明なL字アングルを下部に両面テープで貼り付けます。

出来上がり!



写真では周りが明るくて見えにくいのですが、背面で光る給電機からの灯りが透明なケースのフチに回り込んで正面から見えるので夜に部屋を真っ暗にすると綺麗です。
オフィス用にもう一つ作ろうかと検討中です。

2015年1月10日土曜日

nexus6を2,000円前後のQiワイヤレス給電機で充電できました

結論から言うと、YMSM-C-WHと書かれたQiワイヤレス給電機でクリアケース(後述)に入れたままのnexus6を充電できました。
また、SZCC-302WHでもnexus6を充電できることを確認しました。
※AZCC-302WHはその後壊れました。

正月2日、nexus6を買ってしまいました。

nexus6はQi(チー)でワイヤレス充電できるということだし、
毎日充電のために小さなUSBを抜き差しするのは面倒くさいし、
前のスマホみたいにコネクタがクタクタになってもイヤなので…


アキバのあきばお~2号店で、怪しいワイヤレス給電機を入手!
中国製というだけで怪しいと言ってはいけません!
使えればOKでしょう

直径61mm、厚さ12mm (定規で測ったので誤差があるかも)
付属のUSBケーブルは綺麗だし(某リンゴを真似したような…)まあまあでしょう。
入力電源はスマホと同じマイクロUSBで供給しますが、電源アダプターは付属しません。


充電するものを載せる前は赤く光ります

裏側はそこはかとなく滑り止めのような黒い部分があります。

今回は、nexus6に付いてきた電源アダプターを挿しました。

バッテリー残り55%の状態から使用して4時間ほどで99%の表示になりました。

nexus6の下側3分の1くらいのトコを円の中央に置く感じで使えました。
多少ズレても給電されていました。
nexus6本体下の青く見える部分は給電中を表す 光です。

さらに横から見ると、不安定な状態であることがわかります。


充電中は暖かくなっていたようですが、99%になっていた4時間後にはすっかり冷めていました。1日使っただけなのではっきりしたことは言えないかもしれませんね。

nexus6の下側3分の1くらいのトコロにコイルがあるらしいことは知っていました。
なのに、なぜこんな小さなものを入手したかというと、毎度新しいガジェットを入手したら作ってしまう、お手製充電クレードルに組み込もうと思ったからです。
できたらこのブログにアップします(誰が待ってるんだ?笑)。


実は、もう一台買っていました。

こちらはnexus5とnexus6で充電できることを確認しました。
置く場所はnexus5なら中央でOK、nexus6でも中央で充電されました。

やはりACアダプタは付属しません。ビニール袋に入って売っていました。袋には七色のパイナップル(笑)の絵が!袋のバーコードのシールに印刷されている SZCC-302WH はおそらく型番でしょう。

こちらは今回、PS VitaのACアダプタを使っています。

値札には2,300円のシールがありました。
本体には型番もなにも記載されていません。非常に軽いです。裏は排熱用と思われる網状の部分があります。
充電中は緑のLEDが光ります。赤のパイロットランプは点きっぱなしです。
本体サイズや入力、出力の電圧やアンペア数はさすがに記載されていますが…

ちなみに、nexus6に使用しているクリアケースは spigen の Nexus 6 Case Thin Fit の Crystal clear です。